1.開催日時
2025年7月27日(日) 13:30~16:30
2.開催場所
椙山女学園大学 看護学部 103講義室
3.出席者
会員 :15名 一般 :4名(合計 19名)
4.映画 『天井桟敷の人々』 ジャン・ルイ・バロー主演 (仏、1945)
ご案内に、「初心に帰れ!」とありました。『天井桟敷の人々』は、これまで2回取り上げています。
第3回笑例会 | 平成12年4月23日 | (2000年) |
第145回笑例会 | 平成26年6月22日 | (2014年) |
【第3回プログラムより抜粋】
話を要約すれば「天才道化師のかなわぬ恋の物語」とでもなりそうなメロドラマですが、どうしてそれが「名作中の名作」と言われるのでしょうか?
その秘密を今回たっぷりと味わっていただければ幸いです。巨匠ジャン・ルイ・バローが随所で見せる超絶技巧のパントマイム、名優マルセル・エランが語る詩情に満ちた悪の哲学、パリ情緒この上ない大道芸や喜劇場の光景、シャルル・ミュンシュ指揮の香り立つ音楽、幕切れのカーニヴァルの雑踏・・・。
どれをとっても超一流。全編これポエジー。この機会、どうぞお見逃しありませんように。
これ一作で人生が豊かになること、うけあいです。
【第145回プログラムより抜粋】
初心忘るべからざる原点回帰の名作は、フランスがナチスに占領されていたヴィシー政権期、レジスタンス運動の一環として、空前の費用を投入し、フランス演劇人の誇りと意地を総動員して制作されました。ブラボー!なんという、映画史上に燦然と輝く傑作が生まれたことでしょう。
夢見るような音楽、蝶の如きパントマイム、切れ味鋭いシェークスピア劇のセリフ、旋律豊かな詩を語る大悪党などなど、この映画の魅力はいくら語っても、語りつくせません。
第1部『犯罪大通り』、第2部『白い男』。花の都パリを舞台に展開する映像の奇跡をぜひお楽しみあれ!


5.あとがき
「あっ、いま私に笑いかけたね!」 女たらしの俳優が、婦人に話しかける時に使っていたテクニック。
祖父江 直