第245回 笑例会の結果をご報告します。
1.開催日時
2023年9月24日(日) 13:30~16:302.開催場所
椙山女学園大学 看護学部 103講義室3.出席者
会員 23名 一般 :10名(合計 33名)4.川柳作句
「夢」というお題で、川柳を2句作りました。慣れない作業に悪戦苦闘です。5.日本笑い学会 京都大会報告
講師の安西さん(名古屋番傘川柳会・会長)に皆が作った川柳をチェックして頂く時間を使って、記念講演「顔師が語る京都花街文化~舞妓編~」から、お茶屋遊びを紹介しました。
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コンピラ船々に合わせてゲーム -
負けたら一杯呑む
舞妓さんとのお遊びでは、本当に底抜けの笑顔になることを実感!!(見ているだけでも)いま世界中の人々が笑顔を求めて京都に殺到しているんですね。
6.講演 名古屋番傘川柳会・会長 安西廣恭氏
「川柳 その味わい方、楽しみ方」
定年を迎え、新聞をじっくり読んでいて「川柳も面白そうだ」と門を叩きました。20年になります。今では、「川柳は立派な文芸だ」と思うようになりました。
笑例会会員の川柳、手直し中の安西さん。 安西さんが、きちっと五七五の文字数に収めると格段に良くなるんです。 アシスタントは、小3の番傘会会員 髙山えみ子ちゃんです。
えみ子ちゃんの作品紹介(題は 半分)
かさひとつ ママとはんぶん ぬれて行く
凄い!!
【質問コーナー】
Q:題の言葉は入れる方が良いのですか?
A:入れる人は関西に多く、入れない人は関東に多いですね。 最初に思いついた川柳は捨てて、少し深く考えて練り直すのがポイントです。 駄洒落を入れることの多いサラリーマン川柳とは、違うんです。
Q:なぜ 番傘 なんですか?
A:田辺聖子さんの小説にちなんでいます。その小説を読んで川柳を始める人が多いのです。 「道頓堀の雨に別れて以来なり」 大阪の川柳結社 番傘 を率いた岸本水府の魅力を描いた作品。
7.あとがき
えみ子ちゃんのお母さんは、金城学院大学の大山先生です。 我々中部支部は、大山先生のお陰で金城学院大の教室を使わせて頂いています。 感謝、感謝です。
名番の川柳教室は、第三日曜日10時~16時。
場所は、名古屋西生涯学習センター2階です。
興味を持たれた方は、足をお運びください。
祖父江直