第230回 笑例会を下記の要領で開催します。新型コロナ第6波が落ち着くころと思いますが、新しい生活様式と、それを受け入れる皆さんのご協力は欠かせません。これからも よろしくお願いします。
【日時】
2022年3月20日(日)13:00~15:30(受付開始 12:30~)【会場】
椙山女学園大学 星ヶ丘キャンパス 看護学部 103講義室
(所在地)名古屋市千種区星が丘元町 17 -3
(交通)名古屋市営地下鉄東山線 星が丘駅 6番出口から 徒歩 5分
(地図)下図参照( ※クリックすると地図が拡大します。)
1.ビデオ(TV) 「国宝へようこそ 鳥獣戯画」(NHK、約45分)
「絵画のユーモア」といえば、なんと言っても世界に誇る国宝「鳥獣戯画」。この番組では全4巻44メートルの楽しくも謎に満ちた作品を拡大版でゆっくりと鑑賞しながら、見巧者3人が解説を加えます。2.講演 碧南市藤井達吉現代美術館 館長 木本文平氏
「杉本健𠮷の画業―市井に生きる画家の眼差し―」 (90分)
〔講演要旨〕
杉本健𠮷は、20歳のときに岸田劉生に師事し、劉生没後は梅原龍三郎に学び、戦後には吉川英治の連載小説『新・平家物語』の挿絵を担当することにより洋画や日本画というジャンルの枠に捉われない自由で闊達な表現方法で、高潔で爽涼感あふれる独自な画風を確立しました。その創作の根底には「感動こそが創造の原点」という信念があり、作者自身のユーモアある人柄と相まって多くの人々を魅了しました。講演では画業の展開とともに、市井を見つめた杉本ならではの眼差しを語っていただきます。
〔講師紹介〕
木本 文平(きもと ぶんぺい)氏
近現代の美術を専門とし、とくに愛知県を中心とした郷土作家の研究に携わる。杉本健𠮷を始めとし、近代の美術工芸家として中央美術界を席巻した藤井達吉や自画像の画家・筧忠治の研究で知られる。
愛知県史編纂執筆委員や愛知県芸術選奨選考委員長などを歴任。現在、愛知県立芸術大学非常勤講師(博物館学)、社団法人全国美術館会議監事、美術館連絡協議会理事なども務めている。
【参加費】
中部支部会員:無料一般:500円
【当日の連絡先】
080-5125-7625(祖父江)090-8457-0185(奥村)