【日時】
2011年9月25日(日) 13:00~16:00(受付開始 12:30)【会場】
椙山女学園大学【プログラム】
1.高千穂神楽「鈿女」または「幕開」(13:00~13:30)
高千穂神楽保存会
高千穂神楽の演目中、クライマックスをなす天岩戸開きの中心的シーンを、映像でご覧いただきます。用意できれば天鈿女の舞い踊りの映像、それが用意できなけなければ岩戸が開いた喜びの舞の映像をお目にかける予定です。2.天岩戸開きのシーン(13:40~14:10)
映画『日本誕生』より
東宝1000作目記念映画『日本誕生』(1959)から天岩戸開きのシーンをご覧いただきます。配役が豪華。アマテラスオオミカミに原節子、スサノオノミコトに三船敏郎、アメノウズメノミコトに音羽信子、タジカラオノミコトに朝汐太郎。宝塚仕込みの舞踊り に請うご期待!3.講演 (14:20~16:00)
「帰朝報告 アメノウズメ――日本最初の笑い」
日本笑い学会会長・関西大学 森下伸也
7月7日ボストン大学における国際ユーモア学会での研究報告を増補日本語版で再現いたします。原題は The First Japanese Laugh: The striptease laugh regains the sunshine to the earth(日本最初の笑い――ストリップの笑いが地上に太陽を取り戻す)。
古事記における天岩戸開き神話のテキスト全文を詳細な注釈つきで読み、神話学・民俗学・歴史学・民族学の知見をフル動員して解釈し、笑い学におけるその偉大な意義を解明します。
スリルあふれる知的冒険をお楽しみあれ!
〔講師紹介〕森下伸也氏は・・・
1952年、鳥取県生まれ。京都大学文学部卒業。大阪大学大学院博士課程修了。長崎大学助教授、ウィーン大学客員教授、金城学院大学教授等をへて、現在、 関西大学教授。2010年より日本笑い学会会長。専攻は社会学、ユーモア学。笑いが人類文明再生の根源と妄想するユーモア学のオニ。著書に『パラドックス の社会学』、『逆説思考』、『社会学がわかる事典』、『ユーモアの社会学』、『もっと笑うためのユーモア学入門』など、訳書に『ユーモア社会をもとめ て』、『癒しとしての笑い』など。